2021年3月 フランス入国制限緩和【コロナ禍での出国】①
本記事のまとめ
2021年3~4月の
・フランス入国条件
・フランスへ行くことを決意した経緯
・日本出国における準備
2021年3月11日
私にとって大切な日になりました。
数カ月前から国境が閉鎖されてしまい、落ち込んでいた毎日だったのですが、
Jean-Baptiste Lemoyne (外務省観光担当副大臣)さんのTwitterにて、
日本を含む7カ国との往来の要件緩和が発表されました。
詳細情報が数日後にアップされるまで、興奮が冷めず、
毎日情報を探すために眠れぬ日々が続きました。
渡仏を諦める3月中旬
できる限りの手を尽くし情報を集めましたが、
詳細情報がいまいちはっきりせず、
本当にビザなしで渡航できるのか!?不透明なまま、
やはりビザなしでは難しいという結論に至り、
「またか・・・」と渡仏を諦めました。
次は夏かな??とバイト探しを始めます・・・
どんでん返しの3月末
数週間がたち、フランス入国制限緩和についての情報が徐々に増えていき、
ついに「ビザなしで入国してもよい」ということが明らかになりました。
これまでとの大きな変更点は、「やむを得ない理由」を証明する必要がなくなった点です。
(1) 日本を含む7カ国との往来の要件緩和
在ストラスブール日本国総領事館
(ア)3月12日、フランスの出入国制限措置が一部緩和され、同日以降、オーストラリア、韓国、イスラエル、日本、ニュージーランド、英国、シンガポールを到着地又は出発地とする移動については、やむを得ない理由を証明する必要はなくなりました。
(イ)その他の出入国制限措置は継続されるため、日本からフランスに入国する際は、引き続き、出発前72時間以内に実施したPCR検査の陰性証明書の提示、症状のない旨の誓約書の提示及び到着後7日間の自主隔離が必要です。
(2) やむを得ない理由のリストの拡大
フランスの出入国において認められるやむを得ない理由のリストが拡大され、以下の理由が追加されました。新しい国際移動理由証明書のひな形は、今後、下記内務省サイトにて掲載される予定です。
(ア)夫婦または市民パートナーシップ協定(PACS)によるカップルで、一方が職業上の理由でフランス国外に居住している場合
(イ)フランスで就学している未成年の子供で、その家族がフランス国外に居住している場合
(ウ)子供がいる別居のカップルで、一方がフランス、もう一方がフランス国外に居住している場合
(エ)学生が試験を受検する場合や、フランスにある主たる住居に帰宅する場合
航空券の購入と語学学校への登録
まずは航空券を購入しました!
明日にでも飛んでいきたいところですが、
PCRの手配や、書類の準備、持ち物の準備など
コロナ禍での出国が不安だったため、少し余裕のある2週間後のフライトを予約しました。
ビザなしで滞在できるのは90日以内(180日のうち)です。
滞在期間2カ月半と時間があったので、
以前より気になっていた語学学校に連絡し、
願書を提出し、1カ月の登録をしました。
出国まで時間がなかったのですが、素早いレスポンスで助かりました。
必要書類の準備
2021年3月12日以降の入国制限緩和後のフランス入国に必要な書類は下記のとおりです。
1. 7日間の自主隔離および終了時のPCR検査実施などに関する誓約書
2. フライト72時間前以内のPCR検査陰性証明書
1についてはフランス内務省HPよりダウンロードし自分で記入しました。
こんな感じ↓ (フランス語と英語のフォーマットがありました。)
その他準備した書類
出国前PCR検査と陰性証明書については、別の記事にてアップします。
下記の書類は必須?ではなかったと思いますが、
少しでもスムーズにいくように準備しておきました。
3. フランス国内移動理由証明書
この当時フランス国内でも移動制限があったため、
到着後すぐに求められた際に対応できるよう、印刷していきました。
4. 現在の入国条件を示した証拠書類
この時期コロコロと入国条件が変わりやすかったので、
入国管理官にすぐに説明できるように、大使館や領事館の案内画面を印刷していきました。
5. 滞在先の住所
6. 語学学校の入学許可証
7. 往復予約済みの航空券
実際に入国時には6の提示を求められ、準備しておいてよかった!と思いました。
日本出国日が近づきます・・・
入国制限緩和といえど、まだまだ両国ともコロナの状況は改善しておらず、
当時はワクチンも開始されたばかりであったため、
この状況下での渡仏に悩みましたが、
ひとまず私にとっては大きな第一歩となる知らせでした。
本当にうれしかったです。
続きは次へ。