2021年6月 フランス出国前PCR検査&帰国に必要な書類【コロナ禍での帰国】①
記事が前後しますが、【コロナ禍での帰国】シリーズ書き始めます。
①日本が求める条件&フランス出国前準備&PCR検査
↑ 今回の記事はこちら ↓ 次回
②出国時空港の様子&日本到着時空港での流れ
③3日間のホテル隔離&11日間の自宅隔離の様子
2021年6月後半の体験談ですので、現在と異なる部分があるかと思います。
最新の情報は、厚生労働省HPや各国の指示をご確認ください。
これから帰国される方のご参考になれば幸いです。
日本が求める条件
私が帰国した当時の帰国できる条件はこんな感じでした。
- 出国前72時間以内「陰性証明書」(書式指定有)
- 誓約書の提出
- 質問票(Web)の提出
- 指定の位置情報確認アプリのインストール&対応スマートフォンの所持
- 帰国後指定場所での隔離(国によって条件異なる)
厚生労働省HPと在日フランス大使館HPで情報を確認していました。
また、Twitterでも詳細情報をチェックしていました。
ちなみに、フランスは日本人に対しては「出国理由証明書」を求めていなかったため、
フランスを出国する条件は特にありませんでした。
1. 出国前72時間以内「陰性証明書」
2021年3月19日以降、すべての入国者に求められています。
政府指定のフォーマットは厚生労働省HPよりダウンロードできます。
「検査証明書へ記載すべき内容」「検査方法」「検体採取方法」が細かく指定されており、政府指定のフォーマットに、現地医療機関が記入、署名or押印したものが必要で、苦戦しておられる方も多いようです。
「スペルミス」「検査方法違い(抗原検査はNG)」「必要な情報が足りていない」等で、入国を拒否された人もいるとか・・・
↓ 政府指定のフォーマットはこんな感じ。
(1.) フランスでのPCR検査
フランスでPCR検査を受けられる場所
>>ここから検索可能「Santé.fr」
- 病院
- ラボ
- CDG空港
私は、ストラスブール市内のラボで受検しました。
事前にラボにメールし、下記を確認しておきました。
- 予約方法
- 日本指定のフォーマットへの対応可否
- いつ結果がもらえるか
- 料金
- 持ち物
フランスの保険を持ちませんが、無料でした。(現在は有料になっていると思います。)
面倒な日本指定のフォーマットに対応していただき、また無料で検査が受けられ、大変感謝しております。
- (木) 10:00 PCR検査
- (木) 17:00 陰性PDF文書メール連絡
- (金) 15:00 陰性証明書原本受取
- (土) 23:30 日本発フライト
2. 誓約書の提出
14日間の公共交通機関の不使用、自宅等での待機、位置情報の保存・提示、接触確認アプリの導入等について誓約します。
この誓約書も出国前に厚生労働省HPよりダウンロード、記入し、日本に到着してから空港にて提出します。
3. 質問票(Web)の提出
私はフランスで飛行機に乗る直前に質問票に答えた後に表示されるQRコードの提示を求められました。
てっきり到着後に入力するものだと思っていたので、慌ててCDG空港で入力しました💦
4. 指定の位置情報確認アプリのインストール
日本到着後スムーズな手続きをするためにも、出国前にインストールされることをお勧めします。
インストールしなければならないアプリは下記のとおりです。
- OEL
- COCOA
- My SOS
- Google Map
- 上記質問票のためのアプリ
各アプリについて厚生労働省HPにて詳細を確認することができます。
各アプリの役割については後の記事にてアップします。
5. 帰国後の隔離
2021年3月5日~7月8日、フランスからの入国者は検疫所長の指定する場所での3日間の待機が求められておりました。残りの11日は自宅等での隔離となります。
また、公共交通機関は使用できません。
↓ 現在 (2021年8月3日時点)
これまでは、検疫所長の指定する場所(検疫所が確保する宿泊施設に限る)で3日間待機いただき、入国後3日目に改めて検査を受けていただくこととしておりましたが、令和3年7月9日午前0時からは、入国時の検査で陰性と判定された方については、検疫所長の指定する場所での待機及び入国後3日目の検査を求めないこととし、入国後14日間の自宅等での待機をしていただくことになります。
外務省HP
隔離生活についても別途記事をアップします。
帰国前にやることまとめ
各々時期により条件が変わるかと思いますが、
以下私が帰国前に準備したことです。
- 帰国条件の確認
- 出国前PCR検査&陰性証明書の準備
- 誓約書コピー&記入
- 質問票(Web)の提出(座席の入力が必要なため飛行機に乗る前で
- アプリのインストール
- 帰国後の隔離施設&帰宅手段手配
日本のフォーマットに対応してくれるラボを探すのに一番時間がかかってしまいましたが、
それ以外はそんなに難しいことはありませんでした。
無事に帰国できるよう、念入りに書類の確認をすることをお勧めします!
②、③へ続く。